日曜劇場『ルーズヴェルト・ゲーム』 第3話を見て
前回の第2話では沖原の派遣契約終了がうやむやになっていましたが、
今週はしっかりとそれが引き継がれていました。

自身のリストラの話を聞いてしまう沖原を三上総務部長が声かけます。
「私を信じて」と。
その言葉通り三上総務部長の奇策が炸裂。
派遣契約を終了させて、総務部で正社員とするという行動に出ました。
三上総務部長の演説には熱いものを感じましたね。
「派遣だからという理由だけで、非のない人間を切れるほど、私は強くない…
私はロボットじゃないんだ」

無事に野球部に入部する沖原。

大道監督のこのベンチで座る姿がキュートです。
順調に見えて野球部ですが、
ピッチャーの萬田に故障の陰が…
大道監督は気が付いていましたね。
だから早々に交代を指示。

本日のクライマックスです。大道監督の啖呵に感動しました!
「ふざけんなよ。
あんたにとっちゃ遊び半分の賭に負けて仕方なく存続させている
ちっぽけなでつまらない野球部かもしんないけどな!
こっちは生き残る為に必死なんだよ。
なにが同じ組織を率いるリーダーとしてだ。
あんたと一緒にすんな!
俺はあんたと違って毎日電車通勤してんだよ。
3足1000円の靴下履いてんだよ。
あんた簡単にリストラとか言うけどなぁ
その一言で部員達がどんだけおびえているか、あんたには分かんねえだろ
負けたら廃部?上等じゃねぇか!
勝って勝って勝ち続けてやるよ。
俺達は野球以外失うもんなんかなにもねぇんだ!
優勝して、あんたを見返してやる。
逆転だ!それが青島会長から野球部を任された、俺のイズムだ!
青島製作所野球部を舐めんな!」
手塚とおるさん演じる大道監督が大好きになりました。

なにかを決意した萬田と沖原。
萬田が沖原にシュート教えます。
その前にお互いに全力投球した際に、
沖原の球を受けて萬田は分かってしまったのでしょうね。
才能の限界を…

自ら退部を申し入れる萬田。
大道監督は回復に確率が低いことを告げつつ、
復帰を待つと言います。
監督の統計学的には切るべき存在なのに、
監督はデータだけ見てるだけではないとここで分かります。

とんだ茶番でした。
イツワ電器との和解に失敗。
弁護士も来ないし、完全に罠にはめられた状態。
副会長からも見切られるし…

傘がない。

萬田の退職の挨拶。
ジーンときました。

野球部に奇蹟の始まりです。
萬田がマウンドから見たかった光景が目の前に広がります。
この奇蹟に野球部は応えられるのか?
いよいよ負けられない闘いが始まります。
そしてイツワ電器が最初から狙っていた吸収合併を仕掛けてきました。
会社パートの気になりますが、
野球パートの方が感情移入しちゃいますね。
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